2019年7月16日火曜日

厚和から丸瀬布に行きました。

2019年7月8日;丸瀬布に向かいました。
結果から言うと、丸瀬布では昆虫が少なく残念の一言でした。時期が悪いのか、気温その他の条件が悪かったのか、他に原因があるのかについては、全くわかりません。
まず、温根湯郊外の野原を見てみました。カラフトセセリが多く、ウジャウジャ飛んでいます。
その他、コキマダラセセリ、コチャバネセセリも多い。モンシロチョウ、モンキチョウ、エゾスジグロシロチョウ、スジグロシロチョウ、ヒメシジミ、ヒマウラナミジャノメ、シロオビヒメヒカゲに混ざり、時よりコヒョウモンやヤマキマダラヒカゲが姿を現します。
今回は、厚和から丸瀬布に抜ける山道を行くことにしました。
心配なのが、路肩崩れによる通行止めでしたが、残念ながら予想的中でした。
完全に7km程行ったところでストップ。通行できません。
せっかく来たのだから、この付近でブラブラしてみよう。という事で2時間程ここで観察しました。
近くを5m幅の清流が流れており、T字型に細い山道もある。
空気はすこぶる綺麗で、野鳥がガンガンさえずっている。周りの山は緑に囲まれ、最高の環境でしょう。         ここにいるだけで、生きていてよかったと思える、そんなところです。
ここでは、甲虫は;モモブトカミキリ、クロハナカミキリ、マルガタハナカミキリ【白い花の上】、ダイミョウヒラタコメツ、ルリハムシ、キバラヒメハムシ、アオジョウカイ、ジョウカイボン、アオヒゲボソゾウムシ、シロオビナガボソタマムシ、シモフリコメツキの一種、オバホタル、マメコガネ、アカハネムシETCがいました。

その他;
ナミハナアブ、コンボウヤセバチ、エゾトラマルハナバチに似た種。エゾオオマルハナバチ、カワゲラの一種。等も確認出来ました。
蝶では;ヤマキマダラヒカゲ、ミスジチョウタスジチョウ、クロヒカゲ(多い)、サカハチチョウ、
コヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、メスグロヒョウモン、ホソバヒョウモン、コキマダラセセリ、コチャバネセセリ、モンシロチョウ、エゾスジグロシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、トラフシジミ【破損個体3頭UP】、シータテハETCでした。オオイチモンジは確認出来ない。

さて、丸瀬布に行くには別のルートに入り直さなければなりません。

温根湯に一応戻り、生田原から遠軽に行き、給油して、丸瀬布に行く事にしました。
途中、生田原の道路沿いのパーキングを見てみたところ、コチャバネセセリ、カラフトセセリ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、エゾスジグロシロチョウが多く、ミヤマクワガタの胸から上の死体を多く見ました。たぶん、野鳥の仕業でしょう。
生田原の道の駅《洒落たホテルを併設している。)で、コヒオドシとクロヒカゲ、それにボロボロのエゾシロチョウを見ました。

いよいよ丸瀬布に入ります。ここに来てももオオイチモンジの姿はなく、色々な山道を歩いて観察しましたが、ウラゴマダラシジミ、カラスシジミがいた程度でした。
その他、エゾシロチョウ、エゾスジグロシロチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、コチャバネセセリ、カラフトセセリ、コキマダラセセリ、メスグロヒョウモン、ホソバヒョウモン、サカハチチョウ、クロヒカゲがいた程度でした。
【その他の昆虫】スコットカメムシ、アオジョウカイ、オオゾウムシ、アオウスチャコガネ、キバネハサミムシ、クサカゲロウ、ムネアカオオアリ、アカマルハナバチ、オオマダラコクヌストに似た種。ノシメトンボを見た程度でした。
丸瀬布を起点に滝の上に行くことも考えましたが、今回は
この付近、予想外に昆虫の種類や数が少ないので思い切って、ここを切り上げ、層雲峡に戻ることにしました。   かなり、残念な結果となりました。






 

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