2019年7月19日金曜日

21世紀の森へ行きました。

2019年7月9日:AM層雲峡オートを少し下ったところのある、自転車専用道路で少し観察をしました。ヒメキマダラヒカゲと クロヒカゲを見た程度でした。
近くの民家のあるところ【ここでも廃屋が多い】の荒れ地などを見てみました。ルピナスの花をはじめ、それなりに雑草の花等が咲き乱れています。
ヒメシジミがいました。
そのほかエゾスジグロシロチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、エゾシロチョウ(大破)、ヒトリガ,カノコガ等がいました。その中に1頭のオオモンシロチョウ(pieris brassicae)が悠然と飛翔していました。オオモンシロチョウはキャベツやダイコンの害虫で繁殖力旺盛なことで、農家の人たちは頭を痛めています。しかし、小生は大好きな蝶です.黄緑がかった裏羽と大きさが魅力的です。外来種です。
 
次に、愛山渓谷に向かいました。残念ながら、ここでも土砂崩れのため、6km進んだところで車は入れません。
しかたがないので、手前の山道を2本ほど探し、それぞれ徒歩で2㎞程入ってみました。
ここでも、昆虫は少なく、キアゲハ、シータテハ、エゾスジグロシロチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ヒメシジミ、ベニシジミ、ルリシジミ、ヤマキマダラヒカゲを見るにとどまりました。
また、林道奥で1頭のキタキツネに遭遇しました。                 やはり珍しそうに、じっとこちらをうかがっています。大きなシッポが印象的です。森に消えていきました。

蜻蛉では、ノシメトンボは多く、タカネトンボとオニヤンマに似た大型のヤンマを見ました。

この場所はこれくらいにして、旭川の【21世紀の森】に向かいました。途中。当麻のミズナラの森近くで休憩をし、ぶらぶらしました。ここには、キアゲハがいました。他、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、エゾシジグロシロチョウ、ヒョウモン類に交じり1頭のエルタテハがその名のとおりサムライのような勇壮な飛翔で通り過ぎていきました。     ミズナラの森には、キバネセセリや
クロヒカゲ、ヒラタシデムシ、オバホタル、タカネトンボがいましたが、大した魅力を感じなかったので、早めに切り上げました。
 
ここから【21世紀も森】までの間も、今までどうり道路が一直線になっているところが多く、運転は快適です。   車の数は少なく空気も美味しい。
ようやく、「21世紀の森」に到着しました。
まず、温泉近くの雑木林をみて見ました。
ここには、蜻蛉がいます。オニヤンマ、タカネトンボ、ノシメトンボに加えルリイトトンボ、ヤツボシトンボ、オオカワトンボ(オレンジの羽が綺麗)、オオカワトンボ【透明型】もいました。
 
21世紀の森から愛山渓谷
に通じている山道(ここも途中まで)があります。コムラサキ、キバネセセリ、クロヒカゲ、ミスジチョ、エゾスジグロシロチョウ、モンシロチョウ、コチャバネセセリがいました。
また、ボロボロのキベリタテハ【多分、越冬個体か】が2頭いました。
そう言えば、今、思い出しましたがキベリタテハ【大破】は丸瀬布でも1頭見ていました。
 
その後、フィールド【野原】へ行きました。。コキマダラセセリ、コチャバネセセリ、フタスジチョウ、エゾスジグロシロチョウ、モンキチョウ、ウラギンヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、ギンボシヒョウモン、コヒョウモン、シロオビトンボエダシャクに似た蛾 等が飛翔しています。アブや蜂も多くいました。
アブや蜂では、
エゾスジグロハナアブに似た種。アカアブ、キタヒメヒラタアブ、オオイシアブの
一種。オトリバエの一種。ビロウドツリアブ、マカリケムシヒキに似た種。シオヤアブ、エゾオオマルハナバチ、アカマルハナバチ、エゾトラマルハナバチ等を観察出来ました。
 
【その他の昆虫】では、マメコガネ、ヒラタシデムシ、ヒメコガネ、セマダラコガネ、カタモンコガネ、キバネハサミムシ、ヤナギルリハムシ、イタドリハムシ、ルリハムシ、ハイイロヒョウタンゾウムシ、アイヌベニコメツキ、クサカゲロウ、ミヤマヒゲボソゾウムシETC。
この野原は、雑木林に囲まれているので、そちらから飛翔する昆虫が多いみたいです。また逆に、こちらから、雑木林の方へ行く昆虫も多くいました。

PS; お風呂施設の近くで600mmのヘビを,
【21世紀の森】から愛山渓谷通じる山道では、キタキツネを10m以内の距離で見ました。やはり野生のキタキツネは綺麗ですね。生き生きしていました。
 
 
 
 
 
 
 
 




 

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