2021年12月22日水曜日

キュウシュウツチハンミョウがいました。

2021年12月21日。また矢が渕公園に行きました。 なんと、キュウシュウツチハンミョウ(meloe auriculatus)を確認しました。ヒメツチハンミョウが早春に出現するのに対し、キュウシュウツチハンミョウは 晩秋に姿を現しますかねてよりフィールドで見てみたいと思ってた甲虫の一つです。。 山道の淵を見ていたら、鈍い光沢のある甲虫に気づきました。体長15mm鈍い金属光沢(藍色)です。翅は少し破損しています。キュウシュウツチハンミョウ♀です。 付近にいないか探していると、♂の死体1頭と、干からびた死体1頭を見つけました。♂の触覚は♀と違い肥大します。  このハンニョウは九州だけでなく西日本以西に分布します。 意外に大阪府の河内あたりや、兵庫県あたりにもいるらしい。 触ると黄色い液体を出します。(カタリジンという毒を含んでいるので注意が必要です。)手に触れると皮膚炎をおこします。 キュウシュウツチハンミョウは幼虫の時はハナバチの巣に寄生しハナバチの幼虫や卵等を食べます。成虫になると植物を食べます。 今日は、この昆虫を見れただけでも良かったと思います。しかも、年末に!! 『その他の昆虫』では、アオスジゴミムシが1頭と死にかけたオオカマキリの♀がいました。 その他、昆虫以外では、ノナメクジ黒系(20㎜位の大きさ)が20頭UPいました。サトイモの収穫等があっていたため、道路の方に移動したのかもしれません。 けっこう多くいたので印象に残りました。

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