2016年9月28日水曜日

三股町で観察しました。

2016年9月26日 三股町長田仮屋で昆虫観察をしました。(AM1時間半程度。)小雨だったり晴れ間が出たりといった不安定な天気でした。                                 蝶では、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリ、キタテハ、ゴマダラチョウ、アカタテハ、イシガケチョウ、コミスジ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、クロセセリ、イチモンジセセリ、コチャバネセセリ、ヒメジャノメ、クロヒカゲ、クロコノマチョウ♂♀(秋型)新鮮。モンシロチョウ、キタキチヨウ等が元気に飛び回っていました。(MOTHでは、)モンキシロノメイガ、ハスモンヨトウ、ウコンカギバマツカレハが静止していました。その他、セマダラコガネ、クロウリハムシ、オオカマキリ、ハンミョウ等目撃しました。雑木林近くの廃屋を解体している辺りで Impossible!   NO way!

黒くてヨロヨロしているゴキブリみたいな個体にてくわしました。よく見てみると、ミヤマクワガタ♂。なんと大型で体長80MM以上ありました。自宅で飼育したいと持ち帰りましたが、残念ながら間もなく絶命しました。ミヤマクワガタの♀については北海道産がとても大きく、宮崎産のメスはそれほどでもないという感覚でした。。♂に関しては小生は、(野外)これほど大きな個体はかって見たことがありません。
この観察した付近は長田峡のさらに上流に位置するため水質がとてもきれいです。しかし、今までこの付近では、珍しいトンボに出会っていません。今回もウスバキトンボ、ハグロトンボ、オオシオカラトンボそれに、やや珍しいホソミオツネントンボ(Indolestes peregrinus)に出会った程度でした。ホソミオツネントンボはその名のとうり成虫で冬を越します。漢字で表すと細身越年蜻蛉とでも言えそうです。
この変温動物【蜻蛉】が越冬出来るなんて信じがたい話ですが本当の話です。夏型は♂はブルー色、♀はグリーンがかっています。今回はすでに褐色の体になっていました。(越冬型)野鳥等から捕食されにくいように、枯葉や枯れ枝に近い体色にかわっています。

。北海道【21世紀の森他】で
今年オツネントンボ(Sympecma paedisca paedisca)を観察できましたが、こちらは、やや胴体が大きめ。
冬の零下何十度という環境の中を成虫で生き抜くなんて、なんとたくましい蜻蛉でしょう。

2016年9月24日土曜日

台風通過の後、平和台公園に行きました。

2016年9月21日 平和台公園に行きました。なんと、3つの池は、全て満水状態でした。Who would  have  believed  it   ??      .この前から、水位が、かなり下がっていることを小生なりに推測していましたが、どうやら台風や秋雨前線による大雨を想定しての事だったようです。この3つの池の保水(ダム機能)により下流にある新別府川が、警戒水位を超えたにもかかわらず氾濫に至らなかったようです。周りの住宅では避難勧告がでていました。    色々、」東京都の築地市場移転はじめ、地方自治体への批判が多くありますが、宮崎の地方自治体には【あっぱれ!】と言ってあげてください。
平和台公園内は、倒木や路肩崩れにより、通行のできないところが出てきました。
本日は甲虫類を、やや多く感じました。アトモンアオゴミムシ、セマダラコガネ、オオフタホシウバタマコメツキ、オオホシカメムシ、キマダラカメムシ、チャバネアオカメムシ、ウシカメムシ(Alcimocoris japanensis)、ユミアシゴミムシダマシ(Promethis valgipes)、キマワリ、スケバハゴロモ、アミガサハゴロモ、アオバハゴロモ、サツマゴキブリ、ハンミョウ
アブラゼミ、ツクツクホウシTEC.【バッタ類】 ショウリョウバッタモドキ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、キリギリス、ヒメクダマキモドキ、ツユムシ、コカマキリ、オオカマキリ
【蜻蛉類】オオヤマトンボ、ギンヤンマ、マユタテアカネ、ウスバキトンボ、ベニトンボ、シオカラトンボ♂♀【蝶andMOTH】ナミアゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、イシガケチョウ、タテハモドキ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、ルリタテハ、ヤマトシジミ、サツマシジミ、ヤクシマルリシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ(多くなっています)、モンシロチョウ、キタキチヨウ、オオスカシバ、ホウジャクの一種。サザナニスズメ、セスジスズメ、イラガ、クヌギカケハの幼虫。等でした。倒木があり、また草刈り作業があっている為、驚いた昆虫が
飛び出したのかもしれません。








 

2016年9月10日土曜日

またまた、平和台公園に行きました。

2016年9月10日 平和台公園をぶらぶらしてみました。蝶では、カラスアゲハ♂(大破)、アオスジアゲハ、ミカドアゲハ1頭(新鮮)、モンキアゲハ、ナミアゲハ、Papilio memnon ,コミスジ、イシガケチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、ルリタテハ、タテハモドキ(夏型)ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、ウラギンシジミ♂(秋型)、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ヤマトシジミ、キタキチョウ、モンシロチョウ、
スジグロシロチョウETC.いずれも数は少ない。蜻蛉では、ウスバキトンボ、マユタテアカネ(♀のノシメ型もいました)、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ベニトンボ(♂も多い。)それに、ここでは珍しいハグロトンボが1頭いました。「その他の昆虫」では、スジコガネ、アオバハゴロモ、アミガサハゴロモ、オオホシカメムシ、クロアナバチ、オオスズメバチ、キバネオオベッコウ、ナナフシ、ハンミョウ、
(擬態の名人ナナフシさん)

(カリバチがバッタを捕えています。) 
トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、クビキリギス、ツユムシ、サトクダマキモドキ、オオカマキリETCを確認しました。
自宅のマテバシイにムラサキツバメが5UP.近所でもチラチラ目撃するようになりました。いよいよムラサキツバメを多く観察出来る季節になりました。
次の写真について。----
クロアナバチがクダマキの一種を捕えている写真です。この後、巣穴に持ち込み卵を産み付けます。このバッタは餓死状態のため腐りません。従って子孫は新鮮な食事が出来ます。
クロアナバチはミツバチやスズメバチのように分業して子育てをしません。What is  called   「Lone wolf」なのです苦労も大変でしょう!カリバチは尊敬すべき昆虫なのです。
もう一つの写真はナナフシ(100mmクラス)の一種が擬態して静止しているところです。

 

2016年9月6日火曜日

2016年8月30日平和台公園に行きました。池の水位がかなり下がっています。     何故か?考えられる説は次の3点。1;農業に多量の水が必要だから。特にハウスの作物。2;池に魚を釣りに来た人の中に池に落ちそうな事件があつたのかも知れない。(fishingは禁止の池)危ないので水量を減らした。3;特に意図的なわけではないが降水量が少ないので自然に、こうなった。

今日も昆虫に関しては、特にこれといったことはなかったのですが、ウスキシロチョウ♂1頭がキタキチョウとじゃれながら、第一駐車場方面に上って行った事。コムラサキ♀1頭(大破)がヨロヨロ飛翔していた事。同じくコムラサキ♂の死体を確認した事は印象に残りました。コムラサキは宮崎市では、かなり珍しい蝶です。A diamond in a dunghill is still a diamond .                  その他蜻蛉では、ウスバキトンボ、シオカラトンボ、オオヤマトンボ、オニヤンマ、ベニトンボ、アオモンイトトンボETC。蝶では、コミスジ、クロヒカゲ、ヒメウラナミジャノメツマグロヒョウモン、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ、ナミアゲハ、クロアゲハ、スジグロシロチョウ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ウラギンシジミ♂、ヤマトシジミETCでした。『その他の昆虫】では、ツクツクホウシ、クマゼミ、アブラゼミの鳴き声。クロウリハムシ、クリシギゾウムシ、マメコガネ、アオドウガネ、コクワガタ♀、オオホシカメムシ(成虫、幼虫ともに多い。アカメガシワの葉裏には、特に多い)、サツマゴキブリの死体も見ました。。







 

2016年9月4日日曜日

宮崎市糸原の池で観察しました。

2016年8月29日 糸原に行きました。風が強くその為池の水面が波たって見にくかったですが、目を凝らして観察しました。近くでは稲刈ㇼが行われていて、のどかな光景でした。          【蜻蛉類】タイワンウチワヤンマが多く、盛んに飛翔していました。それにからむように、大型のオオヤマトンボがパトロールしています。シオカラトンボ♂♀、オオシオカラトンボ、チョウトンボ、ハグロトンボ、ベニトンボ、マユタテアカネ、小型のアオモンイトトンボは多く、僅かですがベニイトトンボも2頭いました。稲刈り作業の近くではウスバキトンボがたくさん飛翔していました。その他「 珍しいトンボはいないかなぁー」と彼方此方見てまわりましたが My eyesight has gotten worse.               オオハラビロトンボの♀1頭目撃、確実ではありませんが、ハネナガトンボ?に似たl種を目撃出来た程度でした。What  a  let down !
一方蝶は数は少ないものの、イチモンジセセリ、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハ、コミスジ、ツマグロヒョウモン、タテハモドキ、イシガケチョウ、アカタテハ、ゴマダラチョウ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、クロコノマチョウ、クロヒカゲ、キタキチヨウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ウラギンシジミ♀、ETCとそこそこの種類を確認出来ました。     この季節、昆虫の観察内容としては、いまいちですが、風も心地よく吹き、爽やかな風情に浸れますので皆様も彼方此方に出かけてくださいね。!!!