2016年8月19日金曜日

近所をブラブラしてみました

2016年8月19日。家の周りをぶらぶらしてみました。セミが元気に鳴いている以外これといって珍しい昆虫の姿もありませんでした。この付近ではクマゼミが特に多い。トンボはウスバキトンボが目に付きました。連結しているカップルが複数いました。その他
自宅に1頭のみアオモンイトトンボが飛翔していました。蝶では、ナガサキアゲハの♀2頭♂数頭。アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、ムラサキツバメ、ウラギンシジミ、キタキチヨウ、ヤクシマルリシジミ、ヤマトシジミ、モンシロチョウ、イチモンジセセリETC.甲虫ではアオドウガネ、マメコガネ、シロテンハナムグリ、等がいました。クマゼミとアブラゼミはやたらと多く、平和台公園より密度が高そうです。ツクツクホウシやニイニイゼミも、そこそこ鳴いてますが死体もパラパラ目につきます。セミが【シャーシャー】【じぃーー】(ホーホケキョー)と合唱しています。楽しいですね。、セミの声で、つい思い出すのが松尾芭蕉の奥の細道に出てくる句。『閑けさや岩にしみ入る蝉の声』ですよね、歌人斎藤茂吉は1926年この蝉の声は、アブラゼミだと断定しました。これに対し岩波氏がアブラゼミではないんじゃないかと異論を主張しました。それで、当時の小宮氏、河野氏、野上氏らが料亭に集まり、雑談しながら、議論したらしい。この松尾芭蕉の句は、元禄2年5月27日に詠まれたそうです。旧暦の5月27日といえば、今の暦で7月上句。昆虫学から分析しますと、7月に出羽の国の立石寺【山形県】で鳴いている可能性のある蝉は次の4種。1;エゾハルゼミ;ミィーキョン、ミィーキョン、ケ‘‘‘‘   
2;ヒグラシ;カナカナカナ‘‘‘‘   ‘3;アブラゼミ;ジュルジュル‘‘‘ジ=------    4;ニイニイゼミ;チィーーシィーー。岩にしみ入りそうな鳴き声はやはりニイニイゼミとアブラゼミの どちらかだと思いますね。エゾハルゼミとヒグラシの声は迫力がない。   松尾芭蕉に聞いてみるのが一番ですが、その当時、昆虫図鑑や補注網もないし録音機もない。松尾芭蕉も蝉そのものには興味がなかったかもしれません。小生はニイニイゼミだと断定します。 間違いありません。
  Debatable!?・・

 

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