2022年1月28日。矢が渕公園をぶらぶらしました。
紅葉の枝を見ていたら、40㎜位の緑色の球形の塊に気づきました。
手に取ってみてみると、なにかの繭です。この個性ある形は、ウスタビガの繭(山カマス)でした。素晴らしい作品です。『よくこんなに素晴らしい作品が作れるわ。』
感心します。ウスタビガの幼虫は、クヌギ、サクラ、カエデ等を好みます。誰に習ったわけでもないのに、幼虫に組み込まれた遺伝子がすごい。
沖水川上流(内木場川)の沿道の杉は最近すっかり伐採されたので、せせらぎとともに、川全体が見れるようになりました。
川底や川岸の石は丸っこく(雨量が最近少ないので)小さい中洲が出現しており、さらに風情があります。水は透き通ってとてもきれいです。でも、何か寂しい。
昆虫は少なく、アオドウガネの死体1頭、キュウシュウツチハンミョウの死体2頭(1頭は足がまだかすかに動いていました。)、ツヤマルガタゴミムシに似た種1頭。キタテハ1頭程度でした。
彼方此方で杉やヒノキ等の伐採箇所が増えてきています。周りの雑木も運搬のために切られています。全体的に保水力が落ちるため土砂崩れが心配です。
ぼちぼち昆虫の観察については、時間に余裕があれば別の場所も考えていかなければ、と考えています。